こんにちは すずき です。
前回、娘にせがまれて、一年ぶりに道具を引っ張り出しiphone CASEのレザークラフトに挑戦しました。
その後、娘の分と同時に妻の分も製作することとなり、疲れ切ったので自分のは一年後でいいやと思っていましたが、iphone 5S 時代から使用しているぼくのiphone CASEは流石に少々くたびれ気味。
一年先延ばしとも言っていられないので、重い腰を上げ製作することにしました。
今回は染色にも挑戦してみたよ。
iphone CASE 参号機 製作過程
初号機と弐号機は栃木レザーの表革(おもてがわ)を使いましたが、自分のはそこまで良いものでなくてもいいやと思っていたので、近所の手芸用品店で売られていた800円の端革(デジ数わすれましたが、表革とストラップを作ってもかなり余りました)を用意していました。
いわゆるタンローと言われる白い革です。
勿論そのままでも使用できますし、経年変化で色が変わっていく様を楽しむこともできますが、今回は軽い思いつきで染色してみました(アホでした・・・orz)。
染色過程
まずは革を水で濡らします。
いかにも適当にやってます感が満載の写真ですが・・・。
新聞紙をひいて、その上に買い物袋を適当に敷いてやってます。
DAISOで買った刷毛(はけ)に水を含ませてざっと水を含ませますが、革ってかなり水を吸収するのでどの程度水を含ませればいいのかは完全に手探り状態。
もう少し含ませたほうが良かったのかなと今は反省していますが、やってみないとわかりませんね、これは。
TRY & ERRORで覚えていくしかなさそうです。
ネットで検索すると水ではなく植物性の油を使ったほうが良いという情報もありましたが、多くの人が水でやっているので特にこだわる事もなく水でやりました。
これは乾いた状態で直接染料を塗るとムラがひどくなってしまうのを緩和する為です。
僕はわざとボンヤリとしたムラを出したかったのでさっと湿らす程度にしました。
染料の調色と塗り
染料は2色使いました。
クラフト社の「クラフト染料」の「オリーブ」と「青」。
本当は青ではなく「空色」を使いたかったんですが、近所の手芸店では取り扱いがなく、ネットで手に入れようとすると送料やら到着までの時間から諦めました・・・。
混合比率は大体「オリーブ」×3に対して「青」×1にザックリ染料の3倍程度の水です。
僕はわざとすこしムラを出した感じで染めたかったので水を少し多めに入れました。
正しいかどうかはわかりません。
カンですね。
そして迷わず塗る。
そして見事に失敗。
わざとムラにはしたかったんですが刷毛ムラが出てしまった・・・orz
もっとぼんやりとしたムラにしたかったんです。
水の使い方が違うのか?革の質なのか?
よくわかりませんが、仕方ないのでもう少し濃い目に塗り重ねることに。
ちょっとやり過ぎた感がアリアリ・・・Orz Orz
この後、青色の染料を少し濃い目にして適当にムラになるようにパタパタとはたいて良い事にしました。
ド壺にハマりそう・・・。
仕上げに使ったのはクラフト社のレザーコート マット。
通常のレザーコートよりもマットな仕上がりになるそうですが、どうもあまり変わらないという噂も…。
まあ気持ちの問題ですよ。
これを塗って仕上げておかないと、染料が色落ちして服を汚してしまったりするようです。
ところが僕はこの仕上げ剤を塗るときに、よく振って混ぜなかったのがいけないのか、ここでも刷毛ムラが発生・・・。
染色はむずかしいなあ。
乾いたら少しはましになりましたが、染色にはまだまだ経験が必用そうです。
まあ、もともと綺麗に染め上げるつもりはなかったのでそのまま進めます。
参号機の製作
初号機、弐号機は家族の為に作ったので設計段階から色々検討をしながら慎重に製作しましたが、参号機は自分用なので、正直どうでもいいや(いや、一番しっかりやれよ!) って感じで見切り発車。
図面はこんな感じ。
スマホケース4完全に気合が入ってない。
しかも型紙段階で組み立ててみるとあちらこちらおさまりが悪いので適当に調整して作業開始(これがいかん…)。
3回目に作ってるのに一番問題が多発して、縫い目がうまく合わなかったり台座のサイズが小さすぎたり、ボタンがデカいわ、ストラップは革の厚みが足りずにうまくできないわ・・・。
製作過程は大体前回と同じなので割愛いたしまして・・・
できたものがこちら。
アラは隠して撮りました。
アラが隠せません(どこがどうとかはもうあえて言いませんが)
まあ、自分用として趣味で作ったんだから上出来としよう…。
おわりに
簡単に、そして安くササッと作っちゃおうがコンセプトの今回だったのに、思いつきで染色などしてしまったため、結局製作時間も金額も前回と大して変わらない・・・。
全部で2500円前後と言った所でしょうか…。
まあ染料や仕上げ剤などはまだまだたくさん余っているので実際のコストは1500~1600円程度かな。
もう僕がイメージする仕上がりに適した革と(革のせいにしておく)、染色方法を研究する必要がありそうな今回でした。
おしまい