こんにちは すずき です。
外を少し歩いただけでもじんわりと汗をかくような季節になってきましたね。
水分補給、ちゃんとできてますか?
よく言われる話ですが、人間の体は子供で70%、大人で60~65%が水でできています。
体に必要とされる栄養素は炭水化物、タンパク質、脂肪の三大栄養素がありますが、人間は水分と睡眠さえしっかり取れていれば、たとえ食事をとらなくても2~3週間程度は特に問題なく生命を維持できるそうです。
ところが脱水症で水分が失われると数日で命を落とすとか。
正確な表現ではありませんが、水は体に一番大切な栄養素といってもいいでしょう。
脱水ってなにかというと
脱水というのは、「体内の水分とミネラルの一つであるナトリウムが不足している状態」を言うそうです。
脱水の種類には3種類あって
低張性脱水(ていちょうせいだっすい)/ナトリウム欠乏性脱水
血液中のナトリウムが不足してしまう状態。
下痢や副腎機能の低下によっておきます。
頭痛、低血圧、だるさや吐き気等がサイン。
高張性脱水(こうちょうせいだっすい)/水欠乏性脱水
体内の水分が不足する状態。
発熱や水分の摂取不足が原因。
自分で水分補給ができない乳幼児、高齢者に発症しやすい症状。
尿量の減少やのどの激しい乾きがサイン。
等張性脱水
水分、ナトリウムの両方が不足している状態。
出血や下痢などが原因。
なんか専門的な言葉が出てくると突然わからなくなりますが、ようは水と塩が足りませんよってことらしい。
脱水の症状
脱水の症状を調べてみると
水分が2%損なわれると、強い乾き、めまい、吐き気、食欲減退、血液濃縮、尿量減少、血液濃度上昇と言った症状。
3%を超えると、汗が出なくなり、6%で手足のふるえ、ふらつき、熱性抑鬱症、混迷、頭痛、熱性こんぱい、体温上昇、脈拍・呼吸の上昇など。
8%で幻覚・呼吸困難、めまい、チアノーゼ、言語不明瞭、疲労困憊、精神錯乱。
10~12%で筋痙攣、ロンベルグ徴候(閉眼で平衡失調)、失神、舌の膨張、譫妄および興奮状態、不眠、循環不全、血液および血液減少、腎機能不全。
18%で皮膚のひび割れ、尿生成の停止。
20%で死に至ります。
出典水分損失率と現れる脱水諸症状の関係、日本体育協会、スポーツと栄養
意外にほんの少し水分が不足しただけでも大変なことになってしまいますね、これは気を付けないといけない。
どんな時に脱水になりやすいのか
暑い日に大汗をかいた時はわかりやすいですよね。
体の中の水分のバランスが崩れていることに書か着きにくい時ってどんな時でしょうか?
- スポーツをしているとき
- 入浴中
- 就寝中
- 飲酒後
- 下痢や嘔吐など
- 乾燥しやすい冬
夢中でスポーツをしているときは水分補給を怠りがちです。できるだけこまめに水分補給をする癖を付けましょうね。
入浴前の水分補給をするのも忘れがち。特に女性はお風呂長く入る方が多いので特に注意したほうがよさそう。
就寝中と言うのは意外に盲点。夜熱い日などは適切に室温のコントロールをしないといけませんね。
飲酒をするとアルコールの分解に体内の水分が使われるので水分不足に陥りがちに。悪酔いの予防にも水を飲むのはよさそうです。
酔っぱらって熱い部屋で寝てしまうなんてのは最悪ですね。気を付けましょう。
発熱で下痢や嘔吐と言う時も水分補給を気を付けないといけませんね。特に自分で意思表示ができない小さなお子さんなどは気を付けてあげないといけません。
なんとなく意外ですが冬に水分が不足することが多いそうです。
乾燥して肌がカサカサになったりしますけど、保水のために保湿剤を使うのもいいですが、水分補給をこまめにするのがとても効果的。
僕も乾燥肌で冬になるとカサカサになってしまうので、ここ何年か冬になると意識的に水分の補給を多めにしています。
これは確かに効きます。お肌の為にも夏と同じくらい、冬のが水分補給は大切だと思います。
おわりに
たかが水分されど水分。
脱水症は症状が進まないと気が付きにくいのが厄介なところ。
しっかり水分補給しないで病院に運ばれちゃう人最近多いですし、日ごろから水分補給を心がけましょう。
年齢と共に水分代謝がうまくいかないようになってきますし、自分は大丈夫なんて思わずに気を付けようと思いました。
おしまい