こんにちは すずき です。
2018 FIFA W杯 ロシア大会 長い長い1か月を終えて優勝国が決まりました。
優勝は なんと20年ぶり フランス代表。
前回フランスが優勝してからもう20年も経っていたことも僕にとっては驚きでしたけど。
19歳のエムバペは間違いなく次世代のスーパースターになりますね。
ペレが現れたときみたいだ。
いやしかし今大会はいろんなことがありました。
絶対ダメダメだ、期待できんと思っていた日本代表も世界の中で随分と評価を上げる活躍を見せ、ある程度の結果はどうしたって出してくるだろうと思っていた国々が、特に僕の中で言ったら負けるはずがない国ドイツ代表が何と1次リーグで敗退するなど、予想できない大波乱もありました。
サッカーの、W杯のジンクスがいくつも覆され、また結局ジンクスによって(?)消えていいた国、勝った国もあったのかな。
僕の中では今回のロシア大会はここ何回のW杯の中でもまれにみる面白い大会でした。
兎に角ドイツ代表が早々に負けてしまったこと
何と言ったって一番の驚きは何回も書きますけどドイツ代表が早々に姿を消してしまった事が僕の中では一番の驚き。
何故ならこんなことは今までに一度もなかったからですよ。
僕がサッカーを始めたころから今に至るまでドイツが弱かったことはなかった。
2002年の日韓共催の時など「史上最弱のドイツ代表」と言われていたにもかかわらず終わってみれば準優勝でしたし、ドイツ代表に限っては大会前にどんな言われ方しようとそれは「優勝するために調子の底で開幕を迎えてくるからだろう」って思ってました。
調子悪くても1次リーグは突破できる、突破したあたりから調子が上げてきて決勝戦で絶好調に持ってくるのがドイツのやり方だと固く信じていたんですよね。
それが、まさかね…。
今大会の最後の試合のドイツ代表は見たくなかったな。
前回優勝チームは1次リーグで敗退するなんてジンクス、ドイツ代表には関係ないと思っておりました。
前回優勝国だったアルゼンチン代表としてマラドーナが初めてW杯に出場した大会もアルゼンチン代表は1次リーグで姿を消しました。
マラドーナは度重なる反則を受け最後は切れて自分がレッドカードもらってそのまま大会を後にしたはず、たしか…。
ジンクスに飲み込まれてしまったドイツ代表、アルゼンチン代表は次の大会優勝してますから、次回は頑張っていただきたい。
っていうか優勝はドイツだな、絶対超本気でくるもん。
VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)
今大会で導入されたVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)。
これは多分今後導入されていくんだろうと思われますが、このシステムは地味にサッカーを変えてしまったと思います。
ブラジル代表を含め南米の国々はしばらく優勝できないんじゃないかとさえ思ってしまう。
それこそがこのシステムの導入理由なんじゃないかとさえ穿った見方をしてしまうなあ。
ブラジルでは勝つために必要な狡猾なプレーをマリーシアなんて言います。
ものすごく独特な概念だと思いますが、VARが導入されてブラジル代表や南米の国々のいわゆるマリーシア的なプレーって減るだろうなあ。
決勝戦はフランス代表VSクロアチア代表と欧州勢同士の戦いでしたけど、ここでも試合の行方を大きく変えてしまったかもしれないのはVARによるクロアチア代表のハンドの判定。
VARでなければあの緊迫した時間帯でのあのプレーがハンドと判定されることはまずないでしょう、今までの大会ならば。
実際にビデオで見ても判断はは別れるところだろうと思う様なプレーだったとは思いますが、あのプレーをあの場面でビデオで確認して判断を下せと言われれば審判にとってもなかなか大変なシステムだなあを思わざるを得ない。
このシステムの最大の犠牲者、なのか今後犠牲になっていくだろうと思われるプレーヤーは間違いなくネイマール。
最近ではVARなんかなくても怪しい目で見られているのに、ペナルティーエリア内で倒れ手も淀のことでもなければPKなんてとってもらえないだろうな。
評価もどんどん下がっていくだろうし。
あの手の狡猾なプレーって見るほうからすると、確かに褒められたもんじゃないけれどそれでもサッカーの一部みたいなものだったのが、南米のチームの武器が一つ文明の利器によって消し去られてしまった。
でも、実際にプレーしていて反則してないのに反則とられてPKにされた事って実は僕自信もありますけど正直本気で悔しいんですよね。
まあそんな意味では致し方なしと言わざるを得ないのかな。
クロアチア代表 残念でした
クロアチア代表はぜんざい一隅のチャンスを逃しました。
ここでもジンクスがあったんですね。
僕は知りませんでしたが20年サイクルでW杯には初優勝チームが現れるというジンクス。
20年前はなんと今回の優勝チームフランス代表だったんですね。
その20年前が78年アルゼンチン大会で初優勝したアルゼンチン代表。
その20年前、58年スウェーデン大会に初優勝を決めたのは当時17歳だった後の王様ペレを擁するブラジル代表だったんですね。
クロアチア代表は残念ながら今回優勝できませんでしたけど、2点目のハンドの判定がなければ試合はどうなったか分からなかっただけにVARのあの判定は残念だったなあ。
そのクロアチア代表、W杯の初出場は98年のフランス大会です。
政治的理由等で独立国家として初めて臨んだW杯だったわけですが、覚えている方もいると思いますが、1次リーグでは同じく初出場だった日本代表と同じグループだったんですよね。
あの時も決勝リーグに進出してドイツ代表を破る金星を挙げ、最後は初優勝を遂げるフランス代表に準決勝で敗れています。
雪辱ならずでしたが、日本代表と同じ大会で初出場同士だったのにクロアチア代表は初出場で3位、そして今回準優勝。
小さな国なのにすごい選手がいっぱい出てくるんですよね。
さすが東欧のブラジルと呼ばれる地域。
おわりに
この猛暑の日本で毎日朝方まで眠い目をこすりながら試合を見ていた1か月。
とうとう終わってしまいましたね。
前回のブラジル大会よりは多少マシだったかな。
どのみち試合は欧州時間を中心に組まれるので毎回TVで観戦するのは大変ではありますが。
次回は2022年カタール大会。
さすがに暑いってんで冬季の開催になるようです。
これもまた新鮮ですね。
はたして日本代表は出場できるのかな?
カタール代表はアジア枠だからアジアのチームにとっては少し有利になりますかね。
果たしてどうなりますか?
おしまい