こんにちは すずき です。
突然ですが、マヨネーズの穴って何で星形なんだろうって考えたことありますか?
そんなマヨネーズの穴について考えてみました。
マヨネーズについて
マヨネーズって何からできているのか?
農林水産省が定める「ドレッシングの日本農林規格」によると
半固体状ドレッシングのうち、卵黄又は全卵を使用し、かつ、食用植物油脂、食酢若しくはかんきつ類の果汁、卵黄、卵白、たん白加水分解物、食塩、砂糖類、はちみつ、香辛料、調味料(アミノ酸等)及び香辛料抽出物以外の原材料を使用していないものであつて、原材料に占める食用植物油脂の重量の割合が65%以上のものをいう。
と定義されています。
卵と食用油と酢でできてるんですね。
たまに気の利いたお店なんかで自家製マヨネーズなんて書いてあったりします。そもそも自分で作れるもんなんでしょうか?
実は意外に簡単。
- 卵黄1に対して酢大さじ1(酢はワインビネガーでも可)、水小さじ1、塩、胡椒少々
- 好みによりマスタード大さじ1
- 上記を適当な器(ボウルなど)に入れて十分に混ぜあわせます
- 卵黄1に対し300cc程度までの食用油を少しずつ加え、好みの食感になるまで各藩する
- 途中分離しそうなときは適宜酢(ワインビネガー)を足す
- 塩、胡椒で味を調える
なんかこれならできそうな気がしますね。
市販されているマヨネーズの原材料を見てみると砂糖や香辛料、レモン果汁なんかが入っていることが多いみたいです。
マヨネーズの語源
Mayonnaise(マヨネーズと日本人は読む)はフランス語ですが、語源はというと、これには諸説あります。
有力とされているのはメノルカ島のマオン、またはマヨルカ島などの地名説。
地名説では他にもフランスにバヨンヌという地名があり、そこで最初に作られたバヨンネーズがマヨネーズになったとか、マニョンで作られたマニョンネーズがマヨネーズになったなどがあります。
フランス語で「やわらかく煉る」という意味の「manier」からマニョネーズ「Magnonnaise」となりマヨネーズ「Mayonnaise」となったという言語説。
最初に作ったとされる人の人名説などもあり、実ははっきりわかりませんというところでしょうか?
それだけ世界中で愛されている調味料といえるのでしょうね。
マヨネーズの穴
星形になったわけ
マヨネーズの穴は、もともと丸い穴だったそうです。どうして星形になったのでしょうか?
昔ラジオの番組に大学生が投稿をしたという話があります。
「マヨネーズの絞り口の穴を丸から星形に変えたら綺麗に見えて売れるんじゃないか?」
その後会社側がこのアイデアを採用し、投稿した大学生には多額の謝礼が支払われたそうです。
うーん本当だったら面白い話です。
ところが残念ながらこれは都市伝説らしいんです。
逆さまにしたときに漏れにくくするためとかいろいろ説はあるようですが、ほんとうの所は
卵黄による乳化のために粘度の高いマヨネーズは絞り口に形をつけておくと綺麗に見えるというデコレーション効果を狙ったもの
として考えれれたそうです。
当初は丸しかなったマヨネーズの絞り口に星形のキャップを景品として付けたところ大好評となった為に主流となったそうです。
星形にもいろいろあるという話
一口に星形といってもいろいろあります。
日本で最初にマヨネーズを販売したキューピーのマヨネーズ5角形。
星のとがっている部分が5つです。
味の素のマヨネーズは6角形。
同じ六角形でも味の素のように角度がゆるくて開口面積が広いものもあれば、某社のものは角度がきつくてトゲトゲしています。
まとめ
最近では星形の穴の上にさらにキャップが二重になっていて、細く出せるようになっているものが多いですよね。
これ何気に凄く便利。
キッチングッズでわざわざマヨネーズを極細で5本ラインで出すものとかもあったりして、たかがマヨネーズの穴、されどマヨネーズの穴。
焼きそばを食べながら、ぼんやりマヨネーズの星形の穴を眺めながらそんなことを思ったりしました。
焼きそばにマヨネーズはありなのか?なんて話もありますが、それはまた今度。
おしまい