子供に自転車の乗り方を教える方法

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自転車

どうも、すずき です。

今日は子供に初めて自転車の乗り方を教える方法についてです

自分がどうやって乗れるようになったか、覚えていますか?

僕は父親に無理矢理補助輪外されて、しばらくは自転車から距離を置いていましたが、子供には子供の付き合いもありましたので、止むに止まれず自転車と向き合うことにし、何度か転びながら膝小僧を擦りむいてなんとか乗れるようになりました。ほとんどの方は同じ道を通っていると思います。自分の子供には、できればもっとスマートに教えてあげたいものです。女の子ならなおさら膝小僧が傷だらけじゃ可愛そうだし。

今から書くのは僕が実際に娘に自転車の乗り方を教えた時の方法です。

うちの娘はかなりのビビリですが、それでも朝から練習を始めて、食事、休憩をはさみながら夕方には近所を自転車で走っていました。その間一度も転ぶことはありませんでした。

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1.防具を用意しよう

まずプロテクター(防具)を用意してあげてください。
ヘルメットと膝当て、肘当て、手首と手のひらを守るプロテクターです。これは乗れるようになっても暫くはつけてあげたほうがいいです。練習中よりもむしろ乗れるようになった後のほうが転びます。実際ウチの娘も練習中は一度も転ばなかったのに、乗れるようになった途端にコケました。まだプロテクターを付けていたのでかすり傷で済みました。

慣れたころが一番やばい。

身に覚えがありますよね。

ヘルメットに関しては必須。乗るときは必ず付けてください。

転ぶ時だけを想定しているわけではありません。事故からもある程度は頭部を守ってくれます。事故は自分がいくら気を付けていてももらってしまうことがあります。過度に怖がる必要はありませんが、万事備えあれば憂いなしです。

まずは自転車の取り回しから

すぐに自転車に跨りたいところですが、まずは自転車の取り回しを教えてあげてください。子供って変なところで転んだりするんです。自転車に乗っているときは転ばないのに、自転車を降りて自転車置場まで押していくときに転んだり。

自転車は基本的に自分が跨った時を基準にすると、左側にスタンドが付いています。だから自転車を押すときは、ハンドルを持った自分の右側に自転車来るようにして押していかないといけません。当たり前だと思うのは大人だけです。反対側に降りて押しちゃうとスタンドをかけるときに変な動きをして転びます。

2.バランスの取り方を教えます

さてここからが本題です。

簡単に行ってしまえば、自転車は自転車に跨った状態でバランスを取れるようになれば乗ることができます。当たり前ですね。でも子供にとっては当たり前ではありません。なにせ、生まれて初めてやるんですから。

まずは自転車に乗った状態でバランスを取る感覚を覚えさせます。自転車に乗った状態で、足で地面を蹴って歩く練習をしましょう。気長にやりますよ。

すこし慣れてきたら、勢いよく足で蹴って自転車を走らせる練習です。自転車に跨った状態でバランスを取る感覚を徐々に体に覚えさせてあげることが目的なんです。ペダルが邪魔で中々勢いを付けられないと思いますが少しずつ少しずつあきらめずに頑張りましょう。

さてここで一つ、とても大切なことがあります。

目線を持っていく方向

目線です。

乗れないうちは恐怖心から足元を見てしまいがちです。というか、100%足元を見ます。近くを見ているとバランスって取れないんです。試しに自転車に乗って足元見ながら運転してみてください。

※周囲の安全を十分に確認してくださいね。あくまでも自己責任でお願いします。

大人でもフラフラします。

僕はオートバイ(自動二輪)に乗ります。自動二輪の教習には一本橋というのがありまして、これはオートバイを低速に保ちながら、平均台程度の一本橋を渡りきるというものですが、重量のある自動二輪のバランスを取る為のコツは、まっすぐ前を見ること、出来るだけ進む方向、遠くを見ることなんです(自動二輪の場合は他にもありますけど、一番は目線)。脱輪を恐れて近くの一本橋ばかり見てしまうと、かなりのベテランライダーでも多分渡りきれないで脱輪します。

とにかく前を見ること、進行方向を見る、足元を見ない。これ、鉄則です。

足を上げてペダルに乗せます

目線を進行方向に向けて、段々勢いをつけて地面を蹴り、スムーズに自転車を走らせることができるようになったら今度は蹴った足を地面から両方とも放す練習をします。

出来れば放した足はペダルに乗せます。この段階では、まだペダルをこぐ必要はありません。

勢いよく蹴って自転車がある程度スピードに乗ったら両足を地面から離し、慣性で進む練習をしましょう。

さあもう一息ですよ。

最後は勇気しかないんです

自転車でバランスここまで引っ張っておいてなんですが、最後は勇気です。ペダルに足を乗せた状態で慣性で進めるようになったら、そのままペダルを回すだけなんですが、これは残念ながら便利な方法もおまじないもありません。今も昔も最後の最後は自転車に乗りたいという子供の気持ち、勇気しかありません。最初の一回だけです、怖いのは。あとは好奇心が勝ちます。

がんばって勇気を出してペダルを回せるように応援してあげましょう。

まとめ

さて、簡単にまとめてみます

  1. まずはプロテクター
  2. 自転車の取り回し
  3. 自転車に跨って、地面を蹴って歩くこと
  4. 自転車に跨って、勢いよく地面を蹴って両足を地面から離して慣性で進めるようにする。目線は進行方向、上を見て、遠くを見る
  5. 慣性で進みながら両足をペダルの上に置く
  6. 勇気のペダル廻し

どうでしょう。こうしてみると大したことではありませんよね。まあ所詮自転車と言ってしまえばそれまでなんですが。でも子どもにとっては何分生まれて初めてやることですから、何をしていいかもわからないのです。順を追って効率よく子供さんに教えてあげてください。

ここまで書いた事って実は早い段階である物を子供に買い与えると教えるまでもなく勝手に身についてしまいます。勘のいい人ならお分かりかと思います。

そうストライダーです。

やってることはストライダーなんです。

自転車に乗れるようになる頃ってだいたい5歳から6歳くらいでしょうか。

3歳になったらストライダーを買い与える。

別にストライダー屋さんの回し者じゃありませんよ。僕自身娘に自転車の乗り方を教えながら後悔しました。
さっさとストライダーをやらせておくんだったと

娘の友達で小さいころからストライダーに乗って近所の公園を走り回っている男の子がいました。その子が5歳になったころ、両親が自転車を買い与えたんですね。そして、いつも遊んでいる近所の公園に練習に行ったところ、その子は新しい自転車に跨りストライダーのごとく両足で地面を蹴って走って行ってました。
「ちょっとー、練習するよ、帰っておいで-」
お母さんに呼び戻されたその子は仕方なく自転車をこいで戻ってきたそうです。

ホントのまとめ

3歳になったらストライダーを買え

おしまい

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