子供の習い事について思うこと

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ピアノ

ども すずき です。

子供の習い事についてです。

子供のころピアノ習いたかった僕は母親に「男の子にピアノは必要ない」と言われ、あえなく断念。嫌嫌習わされ泣きながらやっていた妹達はそれでも絶対音感はあるし、大人になってからギター初めた僕は羨ましくて仕方ないです。

いい大人のくせに、つい最近まで母親に「なぜ僕に習わせてくれなかったのか?」と恨みつらみをぶつけておりましたが、よく考えてみれば我が家にはピアノがあり、やろうと思えばいつでもできたわけです。独学でピアノが弾けるようになっちゃう子とかいますもんね。っていうか、昔のブルースのピアニストなんか教室通って習ってるわけない。

習い事について思うこと

ピアノまあ、だから自分の娘にピアノを習わせたわけではないんです。

音楽って一生楽しめると思います。歳とったからもう走れませんとかってないですもの。友達とバンドやったり、勿論一人で趣味として続けてもいけるし、ピアノ習っておけばこの先何の楽器やるのにも一番潰しが聞くと思いますしね。

歳とった後でも楽しめるって、これまさに今歳を実感する僕の中ではとても大事なポイント。

人生の中で役に立つ習い事ってなんだろう?

習字?字が上手いのは財産だなあ。でも字を書くことってこれからどんどん減っていくでしょうね。筆文字となるとなおさら披露する場面は少ない。

冠婚葬祭と年賀状くらいか。でも字がきれいな人には憧れます。

英会話、これは微妙。今の英会話のメソッドはやはり昔と違ってよくなっているから小さいころから正しく勉強していればある程度は身につくかもしれない。でもあと何年かすれば自動翻訳するソフトがかなり進歩すると思う。

英語⇔中国語に関してはほぼ問題なくしかも自然に翻訳できるところまで来ているらしい。そう思うと高い金払って自分で話せるようになる労力って必要かと思ってしまいます。英語だけでなく今に中国語やスペイン語、フランス語なんて問題なくやり取りできるようになっちゃうと思うんですよね。音声認識自体はかなりのレベルまできているのはご存じのとおり。

自分で話すことに意義を感じる人にはいいのかな。

勉強系はまあどうでもいい。

スポーツも若いうちはいいけど年取ったらきついです。ジョギングなんか習う必要ないし。

まあゴルフとかは年取っても楽しめそう。お金さえあれば。

水泳とかもありかな。水の中に落ちた時に溺れないですむ程度にはやっておくのはいいかも。最近小学校ではそれほど水泳の授業って熱心ではないみたいだし。

親も大変なのです

最近の子供の習い事って子供だけじゃくて、親も協力しなくては成り立たない。

やれ発表会だのコンテストだの試験だのってそりゃもう大変。衣装揃えたり、参加費用だってばかにならないし。

その辺を考えながらのんびりやってくれる個人の先生について習えるとその辺りは楽かもしれない。とはいえ発表会も全くないと子供のモチベーションも違ってきちゃうし。

某大手音楽教室はその点はかなり大変。

まあ某大手はそもそも、ピアノの普及のために音楽教室の経営をしているわけだから(といえば聞こえはいいが、まあようはピアノ買えと)、半強制的に参加させられるのも既定路線。あたりまえでしょうという流れもある。

子供の為なんて言われてしまうととね、まさに子供は人質。子供の情操教育という名を借りたぼったくり産業だなと思っても、その流れに乗るしかない。楽しそうに子供がやっていたら親が納得いかないから、やめさせるなんて選択肢ないものね。

まあ娘が人生楽しめる為の先行投資と思ってなんてね、思いっきり嵌められてますけど。

習い事の意味って

サッカー場の練習風景

僕は小さいころピアノは習わせてもらえませんでしたが、他にはいろいろ習わせてもらいました。というかやらされた。近所の少年野球のチームに入りたかったけど何故か両親の意向により無理やりサッカー少年団に入団させられたり(まあ、静岡県だから)、書道教室に通わされたり(それでこの体たらく)、英語教室に小学校2年から高校卒業するまで通わせたもらったり(まったくしゃべれません)、もうほんとに無駄な金使わせてしまってすみませんでした。これこの通り。

そう思うと習い事っていったいなんだって思ってしまいますよね。

いやいやお前に才能がない、もしくはやる気がないのを棚に上げるな。まじめにやってから言えよ。

ぐうの音も出ませんが・・・、でも子供のころからそんなに意識高くやっていける子ってそうはいないと思う。

たとえばサッカーなんかサボることしか考えてなかった。シュート練習でわざと外して学校のプールに蹴り込んでボールが取れないふりしてサボったりとか、それがばれてグランドを何種も走らされたり、そんなことばっかりだったなあ(遠い目)。

僕よりも年上の三浦カズさんはブラジルでプロになることを目指して黙々と修練を積んでいたんだよ、プロリーグなんかない頃の日本でね。

志が違うわ。あー、尊敬するなカズさん。W杯メンバー選ばれないかな。

好きこそものの上手なれ

子供にとってはこれがすべてだと僕は思う。

楽しいと思う気持ちがあれば子供って勝手にうまくなっちゃうもんだと。

大人がするのはその手助のみ。

そういう意味では今の習い事は確かにお金かかるけど正しい教育を受けられれば僕らの小さいころよりもはるかに優れたメソッドが確立されていて、某大手音楽教室もいろいろと不審に思うこともありながらも確かに効率よく遠回りせずに技能、知識をみにつけさせるメソッドにはなるほどと思わさせられることも多々ある(にしても高すぎるとも思うけど)。

サッカーのクラブにしても今の子供たちのスキルは本当にすごいと思う(モチベーションが違うのが一番だとは思うけど。Jリーグどころか欧州リーグだもの今や。)

僕ら小さいころは練習中に水すら飲ませてもらえなかった。唾を飲めとか言われて。唾飲んで渇きが癒えるわけないだろって子供でも分かってたもんね。でも、まあ友達とどうやってサボるかばかり考えてて、それを実行に移して、一番うまくやったやつがヒーローで。やっぱり楽しかった、それはそれで。抑圧に耐える心持はあの時に身についた。

ホント親には感謝しなくては。

娘は感謝してくれるだろうか?

いや、楽しんでくれればいいのだけれどね。

あー嵌められてるな。

おしまい

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