正しい事なのかもしれませんが、やっぱり間違っていると思うので残念ですというお話

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トラブル

こんにちは、 すずき です。

先日こんなことがありました。

朝、仕事先に向かう為、駅に向かっているときの事。

横断歩道で信号待ちをしていると、自転車に乗った女性(年の頃40歳代位)が、もう少しで青に変わるだろうけれど、まだ信号は赤という状況で横断歩道を自転車で渡っていきました。

車道の信号が赤に変わった直後位の事。

それを見ていた年の頃80歳代と思(おぼ)しきお爺さんが

「赤信号を無視するな!」

と一括しました。

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そしてその後の展開

車道の信号は既に「赤」で車は止まっていたし、それほど広くもない道路ですし、まあ普通は特に気にもとめない程度の事。

自己責任だし、大人だし…。

ところがお爺さんは大声で注意しました。

確かに、子供が見ていたりしたら良くないことかもしれない。

僕を含め、今どきの他人とのかかわりを気にする現代人にはなかなかできない勇気ある言動だと思います。

が・・・、

そのあとやはり大声でこう言いました。

このバカ女が!

色々と違和感のある一言。

一言余計ってこの事かなあと思った次第。

どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど。

でもね、多分初対面の人に対して、たとえ間違った事をしたとはいえ、「このバカ女」と罵倒するのはいかがなものか。

お爺ちゃん、たとえ相手が怖くて厳(いか)ついお兄さん、又はおじさん、又は明らかにそちら方面のプロフェッショナルな方が相手でも同じことができたかねぇ?なんて思ったり。

相手が弱そうな中年女性だったからというのは僕の穿った見方かもしれません・・・。

たまに極端に恫喝的というか、見ず知らずの初対面の人に対してとる態度ではない態度をとる方がいらっしゃいますが、自分なりにどんな理由があるにせよ初対面の人に対してとるべき態度というものがあるはず。

お爺ちゃん的には赤信号なのに渡っていった女性が許せなかったのかもしれないけれど、車道側と歩道側の信号の変わるタイミングの時間差なんて微々たるものだし、実際女性が車道を渡り終えたときはすでに青信号に変わっていたけれど、とはいえ、お爺ちゃんにとってはそんなことはどうでもいいことで、信号が変わる前に渡り始めた行為がどうしても許せなかったんだろうけど、でもやっぱり知らない人に対していきなり「バカ女」と怒鳴りつける行為はよく無いと思うので、近くにいた人に「もう少し口のきき方に気をつけたほうが良いですよ」と注意されても仕方ないと思うのですがいかがなものか?

まあ、どうでもいい。


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満員電車での話

以前、満員電車に乗ろうとしたときに、ドアが開いて乗客が降りてきて、一段落したので電車に乗ろうとしたときに少し遅れて電車を降りようとした初老の太った男性がおりました。

僕は乗降口の端からちょうど乗り込もうとした時、遅れて下りてきた人が見えたので体をひねって避けようとしましたが、その初老の太った男性は何が気に入らなかったのか(多分下りる人間が先だろうという理屈だと思うけど)、避けようとしている僕に明らかにわざと体当たりしてきました。

そして下りた後も僕を睨みつけてきました。

特にそちら方面の方という風体ではなく、普通のサラリーマンの初老の男性です(太った)。

正直言うと、困ったもんだなあと思うわけです。

防ぎようがないですから。

満員電車で降りるタイミングが遅れたのはそちらの都合でしょうし、電車下りる為に急いでいて焦っていて余裕がなかったのかもしれないけれど(良いほうにとりますと・・・)、既に乗り込もうとているこちら側に突っかかってこられてもなあ。

しかも睨むって・・・。

僕が怖いお兄さんだったらどうするんだろうか?

そもそも、降りる人が先だろうと思うならちゃんと降りる駅で準備をして待っていればよろしいわけで、満員電車では降りるのにもある程度は時間がかかること、は想像つくでしょうと思うのですが。

こちらからすれば、遅れて降りようとして来て乗り込もうとする人とタイミングが合ってしまったのはそちらでしょうに、しかも太っているからぶつかってしまいそうになるのはそちらでしょうに、と言いたいわけです・・・。

まあ、こちらとしては犬にかまれたとでも思うしかないんでしょうね・・・残念ですが・・・。


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バスの前に立ちはだかる男

そしてまた以前の事、駅のロータリーから地域の循環バスが発車しようとしていたのですが、そのバスの前で両手を広げて立ちはだかる男性がおりました。

男性はバスのフロントガラス越しにバスの運転手に対して、ロータリーの前面を走る道路の信号が赤なのを指さして何事かを訴えかけていました。

近くまで行ってみると、

赤信号を無視するとは何事か!

という事のようですが、その赤信号はあくまでロータリーの前面にある道路側の信号です。

ロータリーから出てくる車の為の信号は、バスの前で両手を広げて立ちはだかる男性の背中越しにありまして、その信号は勿論「」。

運転手さんは男性の後ろにある青信号を指さして「青ですよ、信号が違いますよ。」とバスの拡声器を通して言っているようですが、熱くなった男性は聞く耳を持たず…。

さらに、あろうことか「バス会社に訴えてやるからな。」と言って譲ろうとはしませんでした。

バスはいつまでたってもロータリーから出ることができず・・・勿論乗客にとっても迷惑な話でしかないわけです。

男性は信号を守らないバスの運転手に対して、信号を守らないことがどれほど危険なのかを訴えているのです。

つまり男性の中では純然たる正義の気持ちから勇気ある行動に出ているわけです、たぶん・・・。

男性が立ちはだかっていた場所は横断歩道のど真ん中。

横断歩道の信号は勿論「」。

ロータリーから出る車の信号が「青」→「赤」になって初めて横断歩道の信号が「青」にります。

駅前の赤信号の横断歩道の手前には当然ですが歩行者が沢山並んでいる訳です。

男性も少し冷静になってみれば、自分が赤信号の車道のど真ん中に何故一人だけ立ちはだかり、横断歩道を渡ろうとして待っている群衆の注目を浴びているのか、その理由に気が付いたかもしれませんが、正義の行動にかられて熱くなってしまった男性にはそこまで気が回らなかったんだと思います。

誰か教えてやったほうがいいって話しではあるけれど、群衆の面前で今まさに口角泡を飛ばす勢いさながらの人間に事実を伝える勇気ってなかなか出ないし、そもそもそんなことしてこちらまで噛みつかれたら嫌だしなあって、きっとみんな思ってたはず。

残念です。

まあ、その後どうなったのかは知りません。

運転手さんはブルドッグにでも噛まれたと思ってあきらめるしかないよなあ・・・。

防ぎようがないから…。

まとめ

世の中、納得のいかないことはいっぱいありますよという事にしておこうかな・・・。

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おしまい


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