電車が止まった時の対処法 振替輸送について

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電車

こんにちは すずき です

この間、仕事帰りに電車に乗っていたんですね。すると3駅ほど行ったところで中々電車が出発しなかったんです。ちょっと嫌な予感がしましたが、案の定・・・

ただ今○○駅で人身事故が発生いたしました。

○○駅は僕がいた駅から3駅ほど先の駅でした。

あー、こりゃ無理だ動かない。

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電車が止まった時の対処

電車って結構簡単に止まりますよね。

車両点検、人身事故、信号トラブル、架線トラブル、お客様対応etc.

これはもう残念ながら避けることができません。諦めるしかない。

精々日ごろからこの手のトラブルに会わぬよう成田山にお詣りする位しかやれることはありませんね。

成田山は自動車交通安全祈願ですが多少はご利益あるかも

まず第一にやるべき事

これは状況の把握をすること。情報収集ですね。

  • いつ何があって電車が止まっているのか?
  • 復旧の見込みはどうか?
  • 振替輸送を行っているのかどうか?

さて情報収集したらどうするか?単純に2択ですね。

長期化が予想される時→振替輸送で迂回する

比較的早く回復が見込まれる場合→ただひたすらじっと待つ

振替輸送というシステム

都会の場合、目的地まで行くルートは無数にあります。特に都心に向かう場合にはバスも含めるとかなりのルートが存在します。トラブルで普段使うルートが使えなくなった場合に、迂回することで目的地まで到達することができるため振替輸送というシステムがあります。

振替輸送とは、ある一区間が何らかのトラブルにより不通となった時に、その区間を含む乗車券を持つ利用者が他の事業者の交通機関の運賃を支払うことなく利用できる制度です。

但し振替輸送にはちょっとした条件があります。振替輸送の対象となるのは

「あらかじめ不通となった区間を含む振替輸送の対象となる乗車券を持っている場合」

に限ります。

振替輸送の対象となる乗車券には「IC乗車券(SuicaやPASMO)や磁気定期券の定期区間内」、「切符」、「回数券」が含まれます。

通常のIC乗車券(SuicaやPASMO)は含まれません。

IC乗車券の定期券でも定期区間内を利用していた場合でなければ対象とはなりません。

あらかじめ購入してしまった乗車券に対しては振替輸送を適用しますよって事なんですね。

これって結構デカい。

鉄道の運営会社からすれば不通となってしまった区間を利用しようとしていたことが証明できませんし、そもそもIC乗車券って降車時にお金を支払うものなので理屈としてはわかるんですが、利用者側からしたらちょっと不便ですよね。

あなたからはまだお金貰ってませんから、自己責任で目的地までたどり着いてねて事です。悪く言えば。

本来使用していたであろう経路が不通になって、電車を利用していた乗客は不利益を被るのだから運営側が責任もってなんとかするのは当たり前でしょうって言う理屈は通らないんですね。

鉄道会社の運送約款では鉄道の遅延に対する補償の義務や責任は負わない旨の規定が置かれているそうです。

過去には裁判になったこともあるようですが、裁判所の判断でも合理的と認められているようなので致し方なし。

僕のような自営業者は経験があるのではないでしょうか?打合せに向かう途中とか、定期券を買うほどではないけれど、週に何度も通う仕事上の取引先に向かう途中とか。

このようなときは電車が止まっても振替輸送の対象にはなりません。IC乗車券が普及する以前なら乗車券を購入するわけですからこのようなトラブルの時も振替輸送を利用することができたのですが、IC乗車券になって便利にはなったけど、本来ならかかるはずの無い高額な(ちょっと大げさ)運賃を払う羽目になって、どうにも腑に落ちませぬ(ちっさいなあ…どうにもちっさい)。

 ただひたすらじっと待つ場合

時計

スマホでブログでも読んで時間をつぶしましょう。

時間つぶしって昔に比べたら本当に楽になりました。

これほんとにスマホのおかげ。

目的地へ向かう途中、乗車中の電車の後方でトラブルがあった為に電車が止まっている場合は復旧も早いかもしれません。全線復旧はしないまでも進行方向側だけは動き出すことはよくあります。

進行方向側での人身事故などの場合は復旧には時間がかかるかもしれませんので、状況をよくみて早めに判断したほうが良いかもしれません。

このあたりの判断は駅員さんに確認しても解決はしません。結局駅員さんも連絡待ちの状況ですから、職務経験上多少は感がいい位に思っておかないと。

ツブエキというアプリがあります。駅や路線のツブヤキに集中して情報検索ができるアプリです。事故や遅延の情報も確認できますので、このようなアプリを利用するしてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

普段から自分が良く利用するルートに関しては迂回ルートを頭に入れておくとよいでしょう。

わからない時は駅員さんに聞いて調べてもらうのもいいでしょうが、大混乱しているときなどは駅員さんにも対応してもらえない時があります。

そんな時は、いまはスマホで使えるアプリが色々ありますし、電車の運航状況に支障がある場合は迂回ルートを示してくれる機能もありますので、利用してみてください。

急いでいるときなどは本当にあせりますよね。

できれば遭遇したくはありませんが、こればかりは仕方ない。

この間僕が遭遇した人身事故が原因の運行停止。それほど大きな事故ではなかったようですが、それでも1時間ほどは全線停止でした。

僕は振替輸送を受けることはできず、自力で迂回しました。いつもなら1時間足らずの帰り道ですが、結局1時間40分…。

成田山、いってくっかな

おしまい


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