こんんちは すずき です。
雨が多いですねえ。晴れたかと思うと、また雨。洗濯物が溜まってばかり。
「五月雨(さみだれ)」かあ、なんて思ったら、この時期に降る雨は「五月雨」とは言わないんですと。
マジで…
じゃなんって呼ぶのよ…?
「五月雨(さみだれ)」はいつ降る雨なのかというと…
「五月雨(さみだれ)」は旧暦の五月に降り続く雨のこと。
旧暦の五月は今でいうと梅雨の時期なんだそうです。
じゃ五月雨って梅雨のこと?
どうもそうらしい。
「さみだれ」の“さ”は田植えの古語だそうです。出典Wikipedia
五月(さつき)や早苗(さなえ)の“さ”と同じだそうです。
「みだれ」は「水垂れ」で雨のこと。
なんか紛らわしいですねえ、今となっては。
でも日本でずっと使われてきた言葉なので今更変えられないし。
日本人としてはやはり知っておかないと恥ずかしい。
他にも紛らわしい季語ってあります。
春じゃないのに「小春日和」
「小春日和」って言ったら小さな春のようにポカポカ暖かい日和のことなんだから、春でしょ。
それもちょっと早い時期の。
なんて思うと意外や意外、「小春日和」は11月下旬頃のことを指すそうですよ。
冬じゃないか…
この時期は移動性の高気圧に覆われて春のような暖かい陽気に恵まれるからだとか。
ちょうどこのころの気候が春に似ているから「小春(しょうしゅんorこはる)」と呼ぶんだそうです。
今で言うとおおよそ11月ごろ。
「小春」の晴天の日を「小春日和」
うーん、知らないと恥かきますな。
「麦の秋」っていくらなんでも秋でしょうよ
と思ったらなんと、ダラララララララ
初夏
マジで?
今で言ったら5月~6月ごろ
うーん、メモメモ。
「麦秋(ばくしゅう)」とは麦の穂が実る麦にとっての秋という事だそうですよ。
初夏のころの金色に輝く麦畑が、稲が実る秋の田んぼを思わせるからだとか。
麦畑ってあまり見ないものなあ。
そういえば
普段は普通に聞き流してるけど日本の国技、「相撲」の本場所。
五月場所は夏場所って言いますよね。
これも旧暦では5月は夏だったからなんだろうけど、ちょっと紛らわしのは3月場所は春場所だし9月場所は普通に秋場所と、あまり感覚的なずれがないところ。
ただ夏は7月に名古屋場所があるから、こちらを夏場所と呼んでもらうと今時の感覚からするとスッキリするけど、まあ今更か。
何を書いているんだろう、僕は…
ちなみに1月場所は初場所とか大阪場所といいます。11月場所は九州場所。
小春場所とは言えないな。
最後に
旧暦という考え方が根底にあるので、何となく知ってるようで知らない、勘違いして認識してしまってることありますよね。
日本人って世の中の仕組みをガラッと変えてしまう変化に順応してきたんだなあ。
数え年とか満年齢もちょっとまぎらわしい。
昔はお正月に家族全員が1つ歳をとったわけですよ。
今となっては考えられないけど、当時は当たり前だったわけで、来年から自分の歳はこうやって数えてくださいって御触れがあったりしたのだろうか?
そのうち調べてみよう。
おしまいです