【岩窟王】モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-いよいよ大詰め【最終回】

スポンサーリンク
20180612

こんにちは すずき です。

いよいよ大詰め、「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」の最終回6月14日に迫ってきました。

しかもなんと2時間スペシャル。

復讐劇が華麗かどうかは相当意見が分かれているようですが、そして荒唐無稽ぶりがかなり話題にもなっているようですが、そもそも19世紀に書かれた、しかもナポレオン時代を舞台にした名作中の名作を現代劇でやろうって言う時点で既に荒唐無稽なわけで。

僕的にはここまでいろいろな意味で楽しませてもらっています。

エンターテーメントに深読みなんてナンセンス。

楽しんで観ればいいのだ。

スポンサーリンク

荒唐無稽? 突っ込みどころ満載な演出が珠玉

突込みどころ満載とか言われているようですが、そもそも「岩窟王」を現代劇、しかもTVドラマで、ディーン・フジオカ主演でやろうってところでまず突っ込みません? 普通。

僕なんか始まる前から3回位突っ込んじゃいましたけど。

でもそれはあくまでいい意味で。

この手のドラマを真面目に観てどうするんだってのがまずあります。

はじまる前からこんなに楽しみだったドラマは久しぶりだったので、ここまでは楽しめています。

もっと、ぶっ飛んじゃってていいと思いましたが、やり過ぎると破綻しちゃうからこれくらいでいいのかな?

全体的に見て悪役ぶりがちょっと弱いなあと思うのですよ。

三条幸男(大倉忠義)のイマイチ悪役感が薄いのは大人の事情かなあなんて思って見てましたが、フジTVのホームページを見ると、最後に原作とは違う演出があるようなので期待したいところ。

ここから先はネタバレになりますので観てない人は読み飛ばしてください。

何故誰も真海が暖だと気が付かないのか?

放送が始まる前からここはどう処理するんだろうと気になっていましたが、何もしませんでしたね。

思わず拍手。

潔過ぎ(いさぎよすぎ)。

普通わかりますよね、軽く。

原作では主人公エドモン・ダンテスは刑務所で14年すごし、脱獄後9年かけて計画を練り準備をします。そこからモンテ・クリスト伯爵として自分を陥れた人間たちの前に姿を現します。

ところが暖は刑務所で14年過ごすところまでは同じだけれど、その後1年で姿を現しています。

今どき15年くらいで人の顔が分からなくなったりしませんね。

僕自身、それほど親しくもなかった大学時代の友人に、15年ぶりに偶然電車の中であった事がありますけど、一発でわかりました。

しかもお互いに。

そもそも娑婆に出てきて1年そこそこでこれだけ完璧な計画を練って準備ができるところも突込みどころと言えば突込みどころ。

スマホの使い方覚えるだけでも大変そうだけど…。

復讐する人間のみならず、その周囲の人間の過去から現在に至るまでを完璧に調べ上げ、しかも本人しか知らないような出来事や事件まで、あっという間に丸裸にしちゃうその能力はいったいどこから?

リスベット・サランデルでも雇ったんだろうか?

また、自分の周りを固めてくれる協力者、例えば執事の土屋、エデルヴァ、香港マフィアのサム・ユンロ、ここからは想像だけど、医者や天野、牛山あたりと、どうやってそこまでの信頼関係を短時間のうちに築き上げたのかとか?

15年間にわたる監獄での生活の中でどうして健康と強い肉体、若さを維持できたのかとか突っ込みだしたらきりがない。

けど一切無視。

潔い。

最終話で何らかのいきさつは語られるとは思うけど…。

突込みどころとはちょっと違うけど、個人的には1話目の猫舌のネタフリに第5話で小龍包を持ってくる演出にはやられたなあ・・・。

でも出来ればアツアツのおでんにしてほしかった。

・見逃した人はこちらで CHECK!

南条幸男のマネージャー、江田愛梨

南条幸男(大倉忠義)の敏腕マネージャー江田愛梨。

原作で言ったらエデ枠ですね。

原作とはずいぶん雰囲気違いますが。

これも1年でって思うと色々突っ込まなきゃなりませんがね。

どうしてたったの半年で一流のマネージメント能力を身に着けたのかとか、バイクの運転はどこで習ったのかとか…日本語完璧やないですかとか・・・。

でもこの江田愛梨を演じる桜井ユキさん、いい女優さんだなあ。

7話のラストで自分の素性を南条に語る演技(「エデルヴァよ」)はよかった。

8話のラストなんかストーリー的には、へ?何で?何で食うの?って部分有りながら、しかもそこでその笑顔の演技出すみたいな、よくわからない演出をパワーで押し切った演技力。

素敵。

執事の土屋なんかどうやって見つけたのか・・・。

どうやって調べれば土屋に行きつくんだろう?

原作通り掘り起こした赤ちゃんが生きてるのを知ってたら、そこから調べがつくのかもしれないけど、知らなかったのに・・・。

何故わかった・・・?

そしてコソ泥がどこでそんな執事としてのスキルを身に付けたのか・・・。

もう一回観かえしてみよう・・・。

伊武雅刀の怪演

全身麻痺で目と指先がほんの少しか動かないのに気力は全く衰えていない、かつての伝説的ファンド代表という難しい演技を圧倒的存在感で難なくこなしている伊武雅刀さんは流石の一言。

若干25歳でデスラー総統を演じたその力はいささかも衰えていませんね。

まあ僕からしたら「スネークマンショー」のが印象強いけど。

もう最終回は巷で噂されてるように「実は動けるんだぞ、この野郎」みたいな、実は目が見えましたみたいな某座頭市的オチを無理なくこなしてくれるんじゃないかと期待してしまいます。

ま、流石にそれはない。

いや、あってはならない…。やるなよ、絶対やるなよ・・・。

山口沙弥加 楽しそう

自分が女優なら、この役やりたい。

まとめ

まとめることもないんですけどね・・・、結局のところ最終話に至ってなお復讐は丸々残っているわけですよね。

この展開にどうやって落ちを付けるんだろう?

概ね原作に近い進み方ではきてはいるけど、ここへきてフェルナンが生き返っちゃったので、えええぇぇえ?となったわけで、さあどうするって感じで最終回。

楽しみです。

追記

前回ディーン・フジオカ主演で「モンテ・クリスト伯」が放映されるなら観よっかなと書いた時に、ファリア神父は誰だろう?と思っていたわけです。

答えは田中泯さんでした。

このドラマ、実は配役がものすごく上手というか、魅力的。

企画した人は凄い人だ。

・見逃した人はこちらで CHECK!

おしまい


人気ブログランキング

スポンサーリンク
スポンサーリンク