こんにちは すずき です。
とうとつですが、「托卵」ってご存知ですか?
「托卵」っていう言葉自体は知らなくても、カッコーと言う鳥が、卵を他の鳥の巣に産み付けて、自分では雛を育てないっていうのは何となく知っていたりしますよね。
卵を自分以外の個体に託す習性の事を托卵と言います。
それを知った小学2年生の娘が「カッコーってズルいよね」と言ったのがなんとなく面白かったので、托卵について少しだけ調べてみました。
正直どうでもいい内容です
出典 Wikipedia
托卵にも他の種に対して行う種間托卵と同じ種内で行う種内托卵とがあるようです。
カッコーが有名ですが、鳥類だけではなく魚類や昆虫類にもあるんですね。
因みにカッコーは種間托卵。
不思議ですよね。このような習性ってどうやって始まったのか考えるとホント不思議。
たまたま人の巣に卵産みつける個体がいて、その個体の繁殖力がとても強くて、一代にして自分の遺伝子をばらまいたのだろうか?
多分当たってるなこれ。
何代にもわたってそんな人んちに卵産み続けたのがたまたまカッコーだったとは思えない。
一代の英雄的カッコーが今のカッコーの繁栄につながったとしか思えない。きっとそうだ。
最初のカッコーはどんな狡賢い奴だったのかなあ?
なんか托卵をする動物がズルく見えてきた。
托卵をする動物で一番有名なのはやはりカッコーでしょうか。
カッコーといえば托卵、托卵と言えばカッコー。
カッコーにも種類があってホトトギスなども実はカッコー亜科の鳥。
カッコー科の鳥のほとんどは托卵をするので、カッコー同様ホトトギスも托卵をするんですねー。
因みにホトトギスはウグイスの巣に卵を産み付けることが多いようです。
カッコーの卵は托卵先の卵に斑紋などを似せているというか、多分似てる斑紋を持った鳥の巣に産み付けるようになったのか、それが習性になったのか?
産み付けられたカッコーの卵はほかの卵よりも早く孵化することが多く、孵化したカッコーの雛は、何と、周りの卵を巣の外に落としてしまうんだそうです。
だからバレない。
ズルいぞカッコー、こん畜生ー。
托卵をする際、バレないように卵の数をそろえたりすることもあるんだそうですよ。
鳥のくせに賢過ぎる…。
仮親にされるオオヨシキリなんかはカッコーよりはるかに小さな鳥なので、カッコーの雛のほうが仮親のオオヨシキリよりもずっと大きいのに、わが子(でもなんでもないのに)可愛さにせっせと自分よりはるかに大きいカッコーに餌を運ぶわけです。
もうオオヨシキリが不憫…。
ダチョウも托卵をするんだそうです。
でもカッコーとはちょっと違って、こちらは種内托卵といって、同じ種の中で托卵をするそうです。
つまり、ダチョウは雄が地面に穴を掘って、そこにメスが卵を産みますが、同じ穴にほかのメスも卵を産み、最初に生んだダチョウのメスが抱卵(ほうらん)します。
こう聞くと最初に生んだメスは何だかそんな感じがします、カッコーの話の後だととくに・・・。
でも違うんです。
ダチョウの場合、最初に生んだダチョウのメスは他のメスよりも優位で、最初に生んだ卵の周りにほかのメスが卵を産み付け外敵に備えるんだそうですよ。
カッコーより偉い。
因みにダチョウの卵は11cmもあって、卵黄は世界最大の細胞だそうです。
昆虫の世界はすごくて、シデムシの仲間のモンシデムシは種内托卵を行うが、托卵される側はこれに対抗する防衛本能として子殺しの特徴を備えていて、親は通常の孵化に要する時間と比べて孵化が早すぎる個体を殺してしまうんですと。
産まれてごめんなさい…。
人間でよかった・・・。
人間が一番怖いぞ(怖すぎて書けねーよ)。
まとめも何もないんですけどね。
動物って不思議です。
おしまい