こんにちは すずき です。
CONVERSE(コンバース)の定番中の定番、JACK PULCELL(ジャックパーセル)を買ってみましたので、使用感、サイズ感などレビューを書いてみようと思います。
CONVERSEの靴はかなり好きなので何度も買っていますが、実は僕ジャックパーセルは初めて買いました。
コンバースのキャンバスのシューズと言ったらまず思い浮かぶのはもとはバスケットシューズだったオールスター。
正確にはChck Taylor All Stars(チャック・テイラー オールスターズ)とJACK PULCELL(ジャックパーセル)ではないでしょうか?
チャック・テイラーさんがバスケットのプレイヤーだったのは言うまでもありませんが、ジャック・パーセルさんはというと実はカナダ出身のバトミントンのプレーヤだったんですね。
知ってましたでしょうか?
ジャック・パーセルさんは本名ジョン・エドワード・ジャック・パーセル(Jhon Edward “jack” Purcell)。
ジャックはあだ名なんですね。
出身はカナダ オンタリオ州ゲルフ。
1903年生まれのバトミントン選手です。
1930年代から世界チャンピオンとして活躍し1945年に引退するまで何と何と、1度も負けることがなかったそうです。
1930年代と言うのは各国にようやくバトミントン協会ができ始めたばかりの黎明期(れいめいき)であったとしても驚くべきことです。
そのジャック・パーセルさんが開発に携わったのがジャックパーセルなわけですが、当初はコンバース社ではなくスポルディング社からの販売でした。
1950年代に販売元がグッドリッジ社に移り、このころから特徴的なつま先の「スマイル」とかかとの「ヒゲ」がデザインされたようです。
1972年、当時ジャックパーセルの製造販売権を持っていたBFグッドリッジ社のシューズ部門がコンバース社の傘下に入ったことからジャックパーセルはコンバースブランドになりました。
コンバースを代表するシューズですが、もともとコンバースだったわけではなかったんですね。
意外です。
現在のジャック・パーセルは2005年に、おおよそ70年ぶりにモデルチェンジされたものです。
ポリウレタン素材のカップインソールを採用、片足あたり70gの軽量化、トゥスプリングというつま先が上がった状態に加工されよりスタイリッシュに見えるようにモディファイされています。
サイズ感についてはごくごく普通です。
何時もはいているサイズでいいと思います。
足型は2005年のモデルチェンジ以来オールスターと同じものになっているのでオールスターを持っている人は同じサイズで大丈夫。
特に足幅が広かったり狭かったりもないものですから安心していつものサイズを選んでください。
履いた感じはオールスターに比べると全体的に少し柔らかくホールドされた感じがあります。
オールスターはタンの部分はキャンバス地一枚ですが、ジャックパ―セルはタンが二重になっていてほんの少しですがクッション性があります。
ソールもオールスターよりはクッション性が若干ですがあるように感じます。
どちらにしても性能と言うよりはそのファッション性を楽しむシューズだと思いますので性能はそれなりという事で。
間違えてもこのシューズ履いてバトミントンなどしない。
怪我します。
長い歴史を持つ定番中の定番、ジャックパーセル。
有名人にも愛用者はたくさんいますが、なかでも有名なのはニルバーナのボーカリスト、カート・コバーン。
つい最近もカート・コバーンが「MTVアンプラグド」で使用したギターの所有権を巡って一悶着あったようですが、「MTVアンプラグド」の出演時も黒いジャックパーセルを履いていました。
カート、カッコいいなあ今見ても。
グランジと呼ばれるあのファッションにジャックパーセルがホントよく似合う。
ただしグランジファッションはカートだから似合うんであって、何も考えないで普通に真似すると多分職質受けて、ヘタするとしょっ引かれちゃうのでお気を付けください。
カート・コバーンはこの翌年1994年に自身の散弾銃で頭を打ち抜いて亡くなりました。
享年27歳。
27クラブの仲間入りとなりました。
もう一人の有名人はジェームズ・ディーン。
脚立に足を投げ出してディレクターズチェアに座っている有名な写真で履いているのが白いジャックパーセル。
画像出典:古着屋カチカチのブログ
まあ、カート・コバーンにジェームズ・ディーンですから何はいたってカッコいいに決まってますがね・・・。
ほかにも白いジャックパーセルを履いているスティーブ・マックイーンの写真なんかも有名だったりします。
っていうか、どうしても古いとこ行っちゃうな僕は・・・。
ジャックパーセルにはオールスター同様レザーモデルもあります。
どちらもカッコいいです。
というか、もうカッコいいとか悪いとかではないですね。
あって当たり前のものですから。
僕はタバコはやめたのでもう使う事もなくなりましたが例えばジッポのライターだったり、レイバンのウェイファーラー、リーバイスやLEEのジーンズ、hanesのTシャツなどと同じく、アメリカ文化の象徴みたいな位置づけ。
[コロンブス] columbus AMEDAS アメダス(2000) 防水スプレー 420ml
僕はいつものごとく防水スプレーをバシッと吹き付けてガシガシ履き倒します。
ヒールのゴムがすぐ摺れて剥がれてしまうのがオールスターにしてもジャックパーセルにしてもこの手のソールの弱点なので、シューグーでメンテしながら楽しみたいと思います。
おしまい