こんにちは すずき です。
暑い。
7月ですからね、暑いです。台風一過は特に暑い。
そんな時は素麺がおいしいですよね。
というか、素麺しか、食べられん、こんな暑くちゃ…。
素麺には明確な基準があります。
なんと、日本農林規格(JAS規格)の「乾めん類品質表示基準」によって明確に規定されています。
その前に、まず「手延素麺(てのべそうめん)」と「機械素麺(きかいそうめん)」とに分けられています。
ちなみに、乾麺については小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練り、食用油、もしくは小麦粉やでん粉を塗ってから、よりをかけながら引き延ばして乾燥、熟成させる製法で一定の規格を充たしたものを手延素麺。
小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練った生地を帯状に細く切って乾燥させる製法のもので機械にて製造したものを機械素麺。
ただし、最近では手延素麺も大幅に機械化が進んでいるようです。
機械素麺については1.3mm未満のもの、1.3mm以上1.7mm未満が冷麦(ひやむぎ)、それ以上はうどんと呼ばれます。
手延素麺の場合は1.7mm未満であれば素麺、冷麦どちらでも使用していい事になっているらしいです。
基本的に素麺、冷麦、うどんの違いは太さなんですね。
パスタと同じだ。
日本人って凄いなあって思うのは、小麦粉を練って作った麺類は世界中にいくつもあると思うんですが、その食べ方を工夫したところ。
そんなのどこの国でも工夫していっぱいバリエーションあるじゃんって思いますよね。
たしかに。
でも竹を割って繋いで水と一緒に素麺を流して食べる流しそうめんって凄くありません?
っていうか馬鹿らしいというか。
でも、これ物凄く盛り上がるんですよね。
アホみたいに。
何でだろ?
いい大人が喜んでキャーキャー言いながら食べるの見てると、日本人って凄いなあって思うんですよ。
僕が以前勤めていた設計事務所で夏の暑い日に流しそうめん大会を催したことがあったんです。
素麺と水流を通す部分の設計は僕の担当でした。
事務所の台所からメイン会場のリビングを通してベランダを縦断する青竹の通り道を作ったわけですが、まあ、馬鹿みたいに盛り上がること盛り上がる事。
かれこれ20年以上たった今でもたまに話題に上ります。
「あの青竹のシステムを売ってくれ」と後日素麺大会に参加していたデザイン事務所の役員に半分洒落ですが、言われたこともありましたっけ。
「勝手にパクってください」と言っておきましたが。
なんでも鹿児島県では回転式の「そうめん流し」が一般的なんだそうです。
素晴らしきかな日本の文化。
いつの間にか流し素麺の話になってしまいましたが、流し素麺の記録(?)について
最速記録(さ、さいそく?)
2012年に設立された世界流しそうめん協会は2013年7月11日、京都駅の階段で25メートルのそうめん台を設置、高圧洗濯機を用いてそうめんの流れるスピードが最速で時速30キロ以上に及ぶ流しそうめん国内最速(ひいては世界最速)記録を樹立した。
出典:Wikipedia
いや、すくい取れないないでしょ?素麺を・・・
樹立してどうする?
最長記録(なんのために?)
2016年8月27日、奈良県御所市において全長3,317.7mのそうめん流しに成功し世界記録を更新した(ギネス世界記録認定)
出典:Wikipedia
伸びちゃうでしょうよ。
つーか、その前にすくい取ろうよ。
ギネスも認定すんなよ・・・。
まあ、こんな無駄なことに一生懸命になれるってある意味凄いけど。
おしまい