こんにちは すずき です。
我が家では一昨年、区民農園に当選し(実は結構な確率で当選します)、細々とではありますが、畑で野菜などを作っています。
そろそろニンニクが収穫できそうです。
ニンニクは10月位に植え付けます。
そして収穫は大体この時期。
ジャガイモなんかは3月に植えてもう収穫してしまいましたので随分と時間がかかるのです。
区民農園は2年間の契約なので、一回の当選で1度しか作れない。
青森のニンニクはとても美味しいけれどちょっと高価なので、畑で作ってみたのですがこれがなかなか難しくて、青森産のニンニクのようにはできませんが、まあそれなりにはできたし、家庭で楽しむには十分のでき。
そんなわけでニンニクの健康効果についてちょっと調べてみました。
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ニンニクは数千年も前から、日本だけではなくエジプトやヨーロッパや中国など世界各国で健康や滋養強壮の目的で利用されてきました。
どんな効果があるかというと
血行をよくして、動脈硬化や高血圧の予防、悪玉コレステロールの低下、血管の強化などに効果があります。
食欲の促進・消化の促進・肝機能の促進等
老廃物の排泄を活性化・代謝の活性化
自律神経の正常化
ホルモンの分泌の促進や正常化
自然治癒力を高める
等等多岐にわたる健康効果があります。
その他にも美容効果や体を温める効果など、非常に優れた食品です。
ニンニクの主要成分にアリシン、スコルジニンがあります。
アリシンはニンニク特有のあの匂いのもとになっている成分です。
血液の循環をよくして体を温めてくれる効果があります。
アリシンにはとても強力な殺菌・抗菌効果があります。
なんとコレラ菌やチフス菌、赤痢菌などにたいしても抗菌効果を示すといいます。
アリシンがビタミンB1とけつごうしアリチアミン(活性持続性ビタミン)になると血液細胞の代謝をそくしたり、ドロドロになった血液をサラサラにしてくれる効果があります。
血液がサラサラになるので当然血行もよくなり、美肌効果や若々しさを保つことにも効果を発揮します。
またアリチアミンは性腺ホルモンや成長ホルモンの産生を活性化し、体全体に関わる内分泌腺の分泌促進に作用することも分かってきました。
またニンニクにはビタミンB1が豊富に含まれています。
人間の体の中で不足しがちなビタミンです。
というのもビタミンB1は体の中に貯蔵することができず、必要な分以外は全部排出されてしまうんですね。
体に感じる疲労の一つは糖質がうまく使えないことが原因です。
糖質をうまく燃やすためにはビタミンB群が必要なのです。
先ほどのアリチアミン(活性持続性ビタミン)は脂溶性のビタミンで体内から排出されにくい性質を持っています。
そのため持続的に糖質を燃やしてエネルギーに変えるのに役立ってくれるわけです。
遥か昔から人間はこのようなニンニクのパワーを知っていたんですね。
何と1990年にスタートしたアメリカ合衆国の国立がん研究所によってスタートした「デザイナーフーズ計画(designer foods project)」の中で、ガン予防に効果のある食品40種の頂点にあると認められたのがニンニクでした。
素晴らしきかなニンニク。
そんなニンニク、僕も大好きですが、お勧めの食べ方を一つ。
ちょっと贅沢ではありますが、それはニンニクの1房を皮ごとまるまる低温の油で素揚げにしていただきます。
食べるときは皮をむいてお味噌をつけていただきます。
ホクホクして何とも言えない香りと独特のこうばしさでご飯にもよくあいます。
お酒のツマミにも。
一つ注意したいのはニンニクは刺激が強いので胃の弱い人はいっぺんにたくさん食べるのは控えたほうがよさそうです。
おしまい