こんにちは すずき です。
突然ですが、「マキシマム」って知ってますか?
僕は以前都内の宮崎料理のお店で教えていただいて、それ以来我が家にも常備されているわけです。
宮崎県民なら誰でも知っている万能調味料「マキシマム」。
一時期メディアで紹介されたこともあり、最近あちらこちらでよく聞くようになりました。
マキシマムは宮崎県の「中村食肉」さんが販売しています。
宮崎県は豊かな自然と温暖な気候に恵まれていて、畜産業がとても盛んな県なんですね。
「畜産王国みやざき」と呼ばれるほど。
食肉用の牛、豚に関しては鹿児島に次いで2位、ブロイラー(鶏肉)に関しては全国1位を誇っています。
そんな土地柄で、お肉を取り扱って操業80余年の中村食品さんが、お肉料理用に開発したのが「マキシマム」。
美味しくないわけがない。
表示によると
内容を見ると、塩、胡椒の他に、ハンバーグなんかに使うナツメグや、パプリカ、カレーの香りの元になっているクミン、やはり肉料理には定番のローレルなどが入っているようです。
ナツメグはニクズクと言う果実の種です。スパイスでナツメグと言った場合はニクヅクの種の殻を割った中身を粉末にしたもののこと。
甘い香りがして挽き肉などの臭い消しに使われます。
パプリカはハンガリーが原産のトウガラシの栽培品種でカラーピーマンの一種です。辛味はありません。独特の風味があります。色付けにも使われます。
クミンはとても古くからある香辛料(古代エジプト時代から!)で、エジプト原産のセリ科の一年草の種子(植物学上は果実)です。強い芳香、苦味や辛味があります。カレーの香りのもとになっているのはクミンの香りです。
ローレルは月桂樹の葉を乾燥させたもの。肉や魚の臭い消しと香りづけに広く使われています。フレッシュな物もありますが、乾燥させた物のほうが香りが強い。
ちょっと面白いなと思うのはカツオエキスでしょうか?
西洋風の肉料理に広く使われているスパイスに、和風の旨味成分がプラスされていて日本人の口に合う仕上がりになっているようですね。
野菜粉末って何だろう?ちょっと気になる…。
気になるお味についてですが、これ、結構独特ですよ。
これは完全に私見ですが、どちらかと言うとジャンクな味に僕自身は感じます。
高級なお肉に使用するスパイスではないです。
だからダメだと言っているわけではありませんよ。
これは安いお肉にこそ相性が良いスパイスなんです。
ここ大切ですよ。
確かに高級な和牛のステーキは美味しいです。
でも毎日食べるにはお財布が気になりますよね。
そんな時こそ
「マキシマム」
安い肉で十分です。というか安いお肉にこそ使っていただきたい。
安いお肉に、「マキシマム」を振り掛けて焼くだけ。
もうこれだけでご飯3杯いけますから。
安い、安い連呼し過ぎましたが、要は高級なお肉じゃなくていいですよという事です、念のため。
お肉にもいろいろありますが、マキシマム、何のお肉にも合うと思います。
牛肉、豚肉、鶏肉とお肉ならば何でもOK。
白身系の淡白な味の魚にもいけます。
フライにするときにちょっと下味や衣に混ぜてあげればそれだけでいつもとは違うごちそうになります。
お肉やお魚だけじゃありませんよ。
例えばオムレツの味付けや、チャーハンなんかにもピッタリだと思いいます。
その他にも、蒸野菜の味付けや、焼きそば、野菜炒めなどにもあいますよ。
ミックスナッツを袋に入れてマキシマムを適量。あとはシャカシャカすれば、立派なお酒のおつまみになります。名付けてマキシマムナッツ。
もうほんとになんでも簡単にいつもと少し違う味で楽しめてします。
まさに「魔法のスパイス」と言ったところでしょうか。
使う時のコツと言うか、ちょっと気を付けたいのは、マキシマムは旨味が濃いので少な目に使ったほうがおいしいと思います。
ところが、マキシマムが入っているパッケージの穴、デカいんですよ。ドバっと出るのでご注意ください。
味の好みは人それぞれですから絶対と言うわけではありませんが、旨味が強くてスパイシーなので、使いすぎると基本、マキシマムの味になってしまいます。
肉も野菜も何でもかんでもマキシマムになってしまうので、その辺りは加減が必要かなと思います。
これは僕も知らなかったんですが、マキシマムにも色々なバリエーションが増えているようです。
マキシマムゆず味とわさび味。
これはぜひ試してみたい。
マキシマムは決して安くはないんですね。まあ高くもないんですが。
少しでもお得な買い方をしたい人は120g入り、1kg入りの袋売りタイプもあります。
書いてたら久しぶりにマキシマムナッツ食べたくなりました。
ゆず味とわさび味が気になって仕方ないので手に入れようと思います。
おしまい。