こんにちは すずき です
突然ですが肩の痛みで悩んでいる方はいませんか?
最近原因もわからず何故か肩が痛い。そしてなかなか治らない。
四十肩?あるいは五十肩?
肩の痛みに限らず怪我や筋肉痛でも若い頃なら2〜3日おとなしくしていれば自然に治ったのに、歳をとると中々治りづらくなりますよね。あーやだやだ、歳は取りたくない。
肩こりも、肩の痛みの一種だと僕は思いますが、そう考えるとかなりの方が肩の痛みに悩んでいるんじゃないかと思います。
怪我ならまだしも、特に思い当たる理由も特にないのに、いつの頃からか何故か痛くて治らない。それどころか腕か肩まで上がらない。いわゆる四十肩、五十肩なんて言われる症状もありますね。
実はぼくも一度20代の後半でこのような症状になりました(早いよ)。
結局治るのをおとなしく待つしかないわけでしょうか。
少しでも早くよくなりたいですよね。そのためには何をすればよいのでしょう?
肩の痛みの主な原因
肩の痛みと言っても当然ですが原因は色々あります。
怪我
一番多いのはもちろん怪我からくるもの。テニス、野球などのスポーツ中の怪我。転倒による打ち身や脱臼等、事故によるものと原因は色々とあるでしょうが、いわゆる外傷性のもの。
この場合原因がはっきりしていますから専門のお医者さんにかかるしかありません。
怪我の場合は、とにかく早く医者にかかる事です。
流石に脱臼や骨折を甘く見る人はいないでしょうが、少し痛いだけだからと病院にもいかず無理をすると思わぬ長患いになりかねませんのでご注意を。
けがによる炎症が治まるまではとにかく無理をしない事。炎症が治まったらすぐにリハビリを開始すること。これだけでほとんどのものは速やかに解消するはずです。
実をいうと僕が20代後半に最終的には両肩が垂直に上がらなくなってしまった肩の痛みの原因は最初は小さな右肩の怪我からでした。
スポーツ等の怪我の場合は腱板損傷などの大きな怪我の場合もあるので注意が必要です。
病気によるもの
たかが肩の痛みと思っていたら思わぬ大病の前兆だったという事もあるそうです。
反射痛を言うのだそうですが、左肩の痛みの場合、心臓に何らかの異常がある場合に起こる関連痛である場合がまれにあるそうです。
右肩の場合にはほかの臓器に問題があることがあるかも?
これも肩の痛みの原因が肩以外にあるパターンの一つ。これは、ちょっと肩が痛いだけとは言っていられない。
脅すつもりじゃないですけどね、狭心症や心臓の発作の前兆である場もあるそうなので、心当たりのある方は早めに循環器内科や内科を受診しよう。
四十肩・五十肩
いわゆる四十肩・五十肩。
どうしてこのような症状を引き起こすのか、実ははっきりとこれだと言われる理由はないらしいんです。大体40代~50代で理由もなくある日突然痛み出して治らない。そして大体1年くらいすると痛みがひいてくる。
そんな症状をまとめて四十肩、年齢によっては五十肩と呼ぶようです。
その肩の痛み、ホントに肩が悪いだけですか?
僕の場合、最初は小さな怪我だったんです。
自分で書いておきながら、当時の僕は養生を怠りました。そのため症状はいわゆる四十肩と呼ばれるものと同じ位まで悪化しました。
肩が痛いから無理をしない、安静が一番だ、使わないことが何より。そう勝手に判断(安静自体は正しかったのかもしれませんが、やり方を間違えましたね、完全に)して医者にもいかず、その内なかなか治らない右肩をかばっていた左肩まで痛み出し、最後は両腕が肩の高さまで上がらなくなりました。
もう完全に日常生活にも支障をきたすレベルです。肩よりちょっと上にあるものさえ取ることができませんでした。変な話、トイレでトイレットペーパーを取ることができないとか、帽子もかぶれないないとか、もうホントに難儀な話です。その内首まで回らなくなりました。もうロボットみたい。
さてそんな酷い肩の痛みをどうやって治したのか?
僕は色々調べてある事を実践したところ劇的に快方に向かいました。
肩の痛い理由は肩が悪いからだけじゃない
肩が痛い理由は肩が悪いからだけじゃないんです
僕の場合、痛みが続いていた期間は1年を超えていました。最初の怪我の炎症なんてとっくに治っているはずなんです。
じゃあなんで痛いのか?しかも怪我をした右肩のみならず、左肩まで?
その答えは肩ではない部分にありました。
右肩をかばうあまり普段使わない、普段しない動きで無理に生活をしていたために体の別の部分にも影響が及んでしまい、懲り固まってしまいました。
体は全身のバランスで成り立っています。歩き方や姿勢など、生活している中で知らず知らずに身についてしまってる体の使い方や癖で自分でも分からないうちに歪みやバランスの崩れが出てくるようです。
肩の痛みが長引く場合、肩だけに原因があるわけでではなさそうです。
僕の場合、特にひどかったのは腰。
肩の痛みに気を取られて気が付きませんでしたが、その頃の僕の腰は捻るとバキボキと音がするほど凝り固まっていました。
肩の痛みが長引く原因が腰や下半身にある人はかなりの割合にのぼります。
また最近ではパソコンによる長時間作業で腰が固まっている人、手首や肘の関節に負担がかかっている人が多く、それが理由で肩の痛みにつながっている人がとても多いです。
僕が実際にやったこと
で、結局僕がやったことはと言うと
効果のあったのはとても簡単な運動です。
本当に簡単です。笑ってしまうほど。
でも確実に効果がありました。
まず仰向けに寝てください。そのまま膝をくの字に曲げます(体育座りの状態から背中を付けたような状態です。)。そしてゆっくりと、曲げた両膝を左右のどちらかに 倒します。その時出来るだけ体は上を向いた状態を保つようにしてください。倒し切ったら今度は反対側に倒していきます。左右交互に続けてください。たったこれだけです。
これで腰に何かしら負担を感じる方、あなたの方の痛みの原因の一つは腰にあるかもしれません。
腰が固まっている人だとこれだけでもかなりきついと思います。
無理はしないでください。あくまで慎重に。
無理は禁物。無理をしてさらに悪くしてしまっては身もふたもありません。
膝を曲げた状態でできるようでしたら足を延ばした状態でやってみると効果も高いです。
仰向けに寝た状態で足を伸ばしたまま垂直になるまで上げます。その状態から左右に両足を倒して行ったり来たりするだけです。
これは普通にきついですけど、腰が固まっている人は特かなり痛みを伴います。痛い人は決して無理はしないでください。
腰が固まった状態というのは腰椎の動きに問題がある人です。普段あまりに動かなかったり、何らかの原因で腰椎の動きが阻害されていると不思議なことに色々なところに影響が出てくる要です。
肩の痛みもその一つと言うわけです。
最低でも2週間以上はこの運動を続けてください。不思議なことに腰の動きがよくなると肩の動きも軽くなります。肩が軽くなってきたら肩も積極的に動かしてください。
痛みが長引いている場合に関しては(3か月以上)、痛いからと言って動かさないのは逆効果です。積極的に動かしましょう。ただし無理はしない事。くどいようですが無理は絶対だめです。
特効薬のような劇的な効果はありませんが必ず良くなります。
何もしなければどうせ治らない。たったこれだけの事を2週間続けて少しでもよくならいいじゃないですか。
騙されたと思って是非やってみてください。
人間の体って不思議。
おしまい。