こんにちは すずき です。
昔よく両親に言われました。
「鰻と梅干は一緒に食べたらいけないよ」
俗にいう食べ合わせ。
食い合わせなんて言ったりもしますね。
昔から言い伝えられていることって何でかよくわからないけれでやっぱり正しかったなんてことが結構あるんですよね。
調べてみると食べ合わせって結構あるんです。
はてさて、いくつ知っていますか?
食べ合わせについて調べてみると結構知らないこともあるんです。
正確には合食禁(がっしょくきん)というんだそうです。
または食合禁(しょくごうきん)。
日本に伝わっている合食禁はもともとは中国から伝わった本草学(ほんそうがく)の薬物相互間作用の研究に陰陽五行思想を食材にあてはめたものとされているようです。
※本草学とは中国や東アジアで発達した医薬に関する学問。
科学的に根拠がないものもあるが、中には医学的に正しいとされているものも存在しているようです。
現在に伝わる食べ合わせのあれこれ。
これは有名どころ。
鰻の脂っこさと梅干しの強い酸味が刺激し合い、消化不良を起こすとされたようですが、実際は酸味が脂の消化を助けるので、味覚面と合わせてむしろ相性がいいそうです。
マジですか・・・。
高級食材である鰻の食べ過ぎを防ぐためだという説もあるそうです。
これも有名ですよね。
脂と水は混ざらないからだと聞いたことがあります。スイカって牛乳よりも水分が多いって聞いたこともありますし(ほんとかなあ?)。
これに関しては実際に胃に負担がかかり消化に支障をきたすことが確認されているようです。
牡蠣ではないんですね。柿。
体を冷やしてしまうとされていたそうです。東洋医学において体を冷やすことは百害あって一利なしだそうです。
実際蟹の身には体温を下げる効果があるのが確認されているそうです。
柿が体温を下げるというのは割と有名。
この食べ合わせは李氏朝鮮の第20代国王 景宋の死因になったそうです。
おおこわ。
旬が大幅にずれている為、冷蔵技術が未発達だった当時、時期外れの食品は傷んで食中毒の原因になったためではないかという説があるそうです。
確かに鮎の旬は夏だし牛蒡は冬の食材です。
今時は新牛蒡なんて言って若採りの牛蒡は初夏にあったりしますけど…。
また現在では旬なんか関係なしに色々な食材が手に入りますからなんかおかしな感じもします。
これも上の鮎と牛蒡と同じ理由だそうです。
そうめんと湯豆腐みたいなことでしょうかね?
ほとんど噛まないで食べる蕎麦と、硬くて消化に悪い田螺でますます消化に支障をきたすからだそうです。
そもそも今では田螺ってあまり食べませんよね。
少なくとも僕は食べたことがない。
僕が小さいころは近所の田んぼに行くとまだ田螺がいっぱいいたけれど、食べたことはないなあ。
北王子魯山人の死因は田螺の寄生虫だって聞いたことありますが・・・、うーん・・・。
これも体を冷やす者同士の組み合わせだそうです。
早く害あって一利なし。
これも高級食材の食べ過ぎ防止だそうです。現在でも贅沢の極みとされているようですけど、どちらかというと東側の人間である僕は河豚があまり身近でないのでピンとこない。
妻が北九州なので西側の人は割と河豚って身近なんだなあと最近感じるようになりました。
まあ、僕が貧乏で河豚食べられないだけってのが一番おっきな問題ではありますが。
単に食感の問題だそうです。
確かにヌルヌルニョロニョロしてそうで気持ち悪い。
マジですか!
これホントならやばい。
僕毎日やってしまっていますが、取り返しつかないくらい。
のぼせやすくなるとされているようですね。胡桃の実には血圧を上げる効果があるためだそうです。
まずいなあ、血圧高めなのはこのせいかなあ?
これはいずれも命に関わるとされているようです。
こえー。
いずれも消化器系に異常をきたすそうです。
気をつけましょう・・・。
現代では医学的科学的知見からよくないとされている取り合わせがあります。
こう暑いといかにもありそうですが、これはどちらもはほとんどが水分ですが利尿作用があるためビールの摂取が進み過ぎ急性アルコール中毒を引き起こすそうです。
たちが悪いのは水分を取っている気にはなるので知らず知らずのうちに水分不足になっていて入浴前などは命に関わるとか。
非ヘム鉄はお茶によって吸収されにくい形に酸化されてしまうため鉄欠乏症性貧血で悩む女性やダイエットなどで鉄分の補給が十分でない人は食後すぐにお茶を飲むのは避けたほうが良いのだそうです。
胃の中で急激な発泡(メントスガイザー)が発生する事で食道から胃にかけて損傷するという説。実際には起こらないという検証データも示されており意見が別れているそうですが、ホンマかいな…。
知っているものも知らないものもいっぱいありました。
知らず知らずのうちにやってしまってることもあったりしてちょっとびっくりしてるわけですが・・・、ああ、気を付けよう・・・。
参考資料:Wikipedia
おしまい